ちょっとコーヒーブレイク(明け方)のヒトリゴト 「終わりに変えて」 [日記]
長いことブログの文章なんか書いてなかったので、自分でも書けるのかどうか自信がなかったのですが、どうにかカタチになりました。
文章がへったくそになっていて苦労しました。
どの記事もまとまってねーし orz
広島のあの旅から帰ってきて、私の中に残ったのは何故か「寂しさ」だったんです。
なんでだろう・・・。
確かにしんどい旅でした。
もともと車の運転は好きなほうではないので、9時間の運転は自分でも限界を超えてると思ったんですけど、いざ行って見てステージはホントに気持ちがいいくらい楽しかった。
帰宅してから、めったにやらない他人のブログにコメントするなんてこともやりました。
なんか吐き出さなきゃ居られなかった。
それでも、まだ私の中になにかどろどろと固まっていない違和感があって、いつまでたっても「しっくりと落ちて」こないんです。
ホント・・・なんでだろう?
自分は、どちらかというと文章を書くことで自分自身を見つめなおすことができるので、3月から大きく動き出した自分の中の感情をコンサートのレポートを書くという形でひとつづつさらってみようと思いました。
書きながら、たくさんのブログや記事を読み、何度もDVDやアルバムを聴きなおして、1曲づつ思い返していくとどうでしょう。あぁ、なんてたくさん取り違いをしていたことでしょうか。
最たるものは、古澤さんの音はいつもなにかにそっと寄り添っていたということです。
それは、競演者の音であったり、聴いている私達であったり、私達が生きているこの世界であったり。
だからあんなにも優しく、美しく、繊細で儚い。
コンサートに足を運ぶたび、何かひどく大切なものを少しずつ分けてもらっていたんだ。
聴き始めた最初の頃、音楽も文学と同じようにいいと思えるものは素直にいい。それで十分だと思っていました。
無理してクラシックに手を出して難しく考え込んでしまうくらいなら、あえてない方がいいんじゃないだろうか。
そう、学者の話に翻弄されて村上春樹に変に苦手意識をもってしまったように、古澤さんの音を素直に聴けなくなることが少し怖かった。
ですが、何度も何度も書きましたが、私には音楽の素養があまりにもなさすぎる。
小さな私の音の世界はとうとう古澤さんの音だけで一杯になって溢れてしまったのかもしれません。
狭すぎて苦しいって。
少し器をひろげてやらないと、苦しくなる一方かもしれない。
そう考えてクラシックの演奏会にも足を運ぶ気になったのも、記事を書いたのがきっかけです。
今でもふと思い出すのは寂しさであることは変わりないのですが、この寂しさとは折り合いがついてきました。
私は一生あの旅をわすれることはないでしょうし、何度も反芻しながら生きていくんだろうと思います。
その時にともなう痛みがいつか、コメントにも寄せていただいた「愛しさ(かなしさ)」に変わっていけばいいなぁ。
約一月かけて「古澤巌」について記事を書いてきましたが、このブログではここで一旦終了としたいと思います。
コンサートは後半のほうがたくさん行くんですけどねw
もし何か心動かされるものがあったら、その時に!
再会を約束して。
「エレアコをそっと弾こう」・・・古澤さんが何を考えちゃったかについて [日記]
IFF(バイオリニスト古澤巌さんのファンクラブ)会員だけがみられるブログ「いわおさんのつぶやき」というものがあります。
古澤さんご本人がツアー中の出来事なんかをわりとこまめに書き込まれています。
古澤さんの文章は、短歌のようで(笑)読み違えると全く違う意味にとってしまうので、読み手は結構真剣にこの文章を読解するという、古澤さん対ファンの生暖かくも優しい交流の場となっているのですが。
(こちらからコメントを入れられるようにはなっていません)
9月4日の「つぶやき」がどうしても読解できなかった私は、たまたまこのブログに来ていただけた同じIFF会員の方々にご意見を賜りたく、記事を抜粋して投稿しました。
流石に記事ママはまずいだろうと、1週間ほどで削除したのですが、素敵な回答を頂きましたので手を加えて再投稿させて頂きました。
(読解求む!)つぶやき9月4日
梅田芸術劇場で、春野寿美礼さんとの競演2日目になにやら一生懸命音の調整をされている古澤さん。
無線装置の数値をいじったり、いい音を追求して試行錯誤されているご様子です。
この時期、古澤さんは東儀秀樹さんの全国ツアーにも参加中。
チームが違うと音響さんやバックのメンバーも変わります。ホールによっても音は違うでしょうから、毎回音作りには神経を使っているのがいつも「つぶやき」の書き込みから伺えます。
とここまではよかったのですが・・・ここから
春野寿美礼さんの公演は弦楽器を使用されるチーム構成(コンサートを見ていないので詳しいことは分かりません)
バックの音は悪くはないんだけど、マイク音が硬いなと思われていたら、
「さすが古澤さん、何億もする楽器の音色は、後ろの奏者とはちがいますね」
と言われ、考えてこんでしまった古澤さん。
東儀ツアーの前半では古澤さんもマイクを使用していたのですが、マイクは厳禁!
「エレアコをそっと弾こう」
でこのお話を締めくくられました。
ここで古澤さんが何を考えちゃったのか何回読んでもイマイチ分からないんです。
古澤さんはエレアコとアコースティックの両方を使用して演奏しているご様子。
エレアコは、マイクで拾った音をスピーカーで増幅させるのではなく、バイオリンの共鳴体にピックアップ(多くはコマ部分?)をとりつけ、音の波長を取り出して電気信号に変え増幅させるもの。
波長を電気信号に変える=0と1の信号に変換しそれを増幅させることで生の音に近い劣化のない音を大音量化することができる。
つまり・・・・より古澤さんが奏でたとおりの音をホールに響き渡らせることができる感じがします。
(楽器の知識はないので・・・電気的知識に置き換えて考えました。)
後ろの方々は、エレアコではなくアコースティックにマイクをつけていらっしゃるご様子。
で、こういうこと?と考えたのが↓
① 何億もする楽器(そもそも使ってるのはガルネリじゃなくてヤマハのエレアコw)の音だからという問題じゃなくて、どういう風に音を響かすか(音響技術)が問題なのになぁ・・・と考えちゃった。
② やっぱりマイクで音を拾うだけってゆーのが問題なのになぁ・・・・みんなエレアコ使う気ないんだろうか?と考えちゃった。
③ そんなことどーでもいいんじゃない?フィーリングで読めば?(できることならそうしたい(涙))
古澤さんのブログは難しくって、いつも意味を取り違えないように、ウンウンうなりながら何度も何度も一文づつ解読します。
どーもこの回の書き込みだけは今だ未解読w
みなさんはどう思われますか??
と、質問したところ、以下素敵なコメントを残してくださいました。
コメントはそのまま使わせて頂きます。
コメント 4
こんばんは、にーにさん。
私は電気的なことは解りません。
にーにさん、すごいですね!(尊敬!)
私は単純に、みんなは古澤さんがエレアコではなくてガルネリを弾いてるからいい音がしているんだと誤解していると思いました。実はエレアコなのに・・・。みんなの言うことを聞いて、古澤さんはガルネリとエレアコを間違えられるなんて・・・と複雑な気持ちがした。だから(わざわざ「違うんだよ」とは言わずに)黙ってエレアコをそっと弾こうと思った。な~んて解釈していました。
古澤さんの文は、省略が多くて、わかりにくいですね。
違うでしょ!と思われたでしょうね。私も解りません。
by 未来 (2009-09-27 22:35)
こんばんわ。
私も未来さまとほぼ同じ理解でした。ん~ていうか、「グァルネリだから同じようにマイクを通したはずの音が後ろの連中とは違うと思われてる?」とお考えになり、「これグァルネリじゃないよ」というのもなんだし「エレアコで直接PAに飛ばせばいいだけなのに・・・」とも言えず、かな? と思ってましたが。ところでエレアコ、やっぱりグレードがもっと上のプロ用があると思いません? いくらなんでも273000円のってことはなかろ?とかw
それから十二国、明日発売のyomyom予約してきました。ヒショ以来ですね。何枚ぐらいなんだろう・・・どきどき。
by 十二国記ファンでもあるファニーB (2009-09-27 23:31)
未来様
ファニーB様
合わせてのコメント返しで失礼致します。
うわぁ~~
目からうろこが、バリバリ、ボロボロとぉ!!!
そうか、そうだ。たぶん!
まず、記述の突端が数字から入ってきたのですっかりそちらに目を奪われ、思考が技術的な方向に行ってしまいました。
これ、仕様書じゃなくて、あの「古澤さん」が書かれた文章だってこと、すっかり抜け落ちてましたw(←失礼な)
未来さんの
>わざわざ「違うんだよ」とは言わずに黙ってエレアコをそっと弾こうと思った。
そうですよね。てゆーか、古澤さんならそうであってほしい♪
黙ってエレアコをそっと弾こうってところに、幸せな気持ちになります。
あぁ、よかった。
>ところでエレアコ、やっぱりグレードがもっと上のプロ用があると思いません? いくらなんでも273000円のってことはなかろ?とかw
後のつぶやきで、ヤマハの開発チームが合流というのがありましたので、試作段階の非売品を使っているんじゃないかな?と思ったことがあります。
水泳選手が使う水着みたいな感じで、もちろん古澤さん用にチューニング済み
「おい、そこの小僧っ子、エレアコ持ってこい。どのグレード?そんなもん開発中の一番いい奴に決まってるだろ!あの古澤さんが開発に協力してくださるっていってんだぞ!・・・え?古澤さんってだれだって?お前座学からやり直してこいっ!!」
www↑(失礼な)
私が開発チームなら技術の粋を結集させた今最高のデータが取れるものでお願いしますね。
そのテストデータからいろいろグレード分けして製品化できるでしょうし。
単なる想像ですけど。
>それから十二国、明日発売のyomyom予約してきました。
どひゃ~知りませんでした。教えていただいてありがとうございます。
今、amazonで購入してきました。合わせて東儀さんの「地球よ、」も買っちゃいましたw
皆さんにお聞きしてよかった。
なんだか凄く幸せなハッピーエンドを見た気分です。
と、書くと他の違う意見の方が書き込みにくくなりますので、
勿論バットエンド的な意見でもどんどん教えてやって下さい。
真実は、多分。
古澤さんにしか分からないでしょうから。
by にーに (2009-09-28 02:15)
こんばんわ。早速読みましたよ、落照の獄。帰山の直前ぐらいの話ですね。屍鬼よりも救いのない、重いテーマですわ。まさか主上、裁判員制度をヒントに?w
by 読んできたファニーB (2009-09-28 22:00)
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くっだらない私の疑問に真摯にお答えくださった皆様、本当にありがとうございました。
この記事を書き直しながら考えていたのですが、古澤さんをはじめ音楽家の方のこと「音」に対するこだわりはハンパないですね。
どこのホールはどう響くとか、ここのホールではドラムにガムテープ貼りまくって音を抑えただとか、スピーカーの積み上げは厳禁だとか
(積み上げるのと積み上げないのではどう音が違うか分からなかった自分は、週末は音響の仕事をしている私の仕事を支えてくれている派遣社員の人にくどくどと聞いて説明してもらいましたわな)
際限なくでてきます。
思えば、今はまだ使用するプレイヤーが珍しいといわれるエレアコに手をだしていることでも伺えるってもんですね。
BROTHERSの初日、しきりに緊張していると言っていた古澤さんでしたが、あれはトークやパフォーマンスのことで、演奏になるとパチッとスイッチが切り替わるみたいにキメてきていたのが印象的でした。
解読が必要ですが、このブログのおかげで音響については凄く興味が沸きました。
自分の仕事にもすこ~し被ってる部分もありますし。
どんどん世界を広げるきっかけを与え続けてくれる古澤さんに改めて感謝です。
ちょっとコーヒーブレイク ヒトリゴト・・ならぬ愚痴? [日記]
私の個人的な疑問をみなさんにお教え頂きたく、正確にお伝えするために内容を抜粋したのですが、ファンクラブの専用ブログからの引用なので、
これ、大丈夫か? パスワードまでつけて会員しか見られないようしている古澤さんならびにスタッフの方の意思に反してないか?
と、びびりながらの投稿でした。
素敵な回答を頂きましたので、お色直ししてそのうち再投稿します。(コメントはママ使わせていただきます)
尼崎のチケットが届いた。
14:00と19:00の2枚
今あるチケットを並べてみる。(全部古澤さんのコンサートチケットw)
東儀ツアー「地球よ、」大阪ファイナル(大阪:梅田芸術劇場)
森の音楽会(松戸:森のホール21)
ヴァイオリンの夜 2枚(尼崎:アルカイックホール:ミニ)
後半、怒涛のようなコンサートラッシュです。
こーなったら古澤yearで締めくくろう。
友人、関東在住のremora氏に12月27日の予定を確認
12月27日(日)暇? ちょっとコンサートまで行って、カメラマンする気はないかな~
快諾♪
(忙しい人なんで、予定は未定は承知済み)
ということで、月曜以降に2枚で申し込みっと。
仕事は、多分今が正念場。
ココ頑張らないと、後々痛い目みるのは自分。
踏ん張りどころです。
毎日残業→帰宅が遅い→神経が張ってなかなか眠れない
地獄の三連鎖。
突然決まった出張と、前から決まっていた出張。
上半期まったりだったのに、年末まで3回も東京行きか。
うち、一回は松戸とかぶったのでラッキーでした。仕事終わったら、走って松戸に向かいます←(怒られるよw)
今がんばって、年末までに仕事がどうにか軌道にのったら、いつまでも会社に残ってる生活を改善できるはずなので、来年は気持ちにゆとりを持ちたいと、会社のお隣さん。いずみホールのホール会員になりました。
「月イチくらい、会社の帰りにコンサート聴いて帰るくらいの余裕は持とうよ、自分」
ホール会員になったからって凄いメリットがあるわけじゃないけど、情報くらいは届けてくれそう。
会員証見て、
「活用できるように頑張るぞ!」ってゆー自分との約束の証です。
多分、今が正念場。
4枚のチケットは平日が多いので(ホントにいけるのか?)と不安にもなる。
今、立っている場所は、半年かけて自分で足固めしたんだから、しっかり踏ん張れると信じて頑張るしかない。
12月27日 笑顔で津田ホールに向かいたいもんです。
恥ずかしながら [日記]
私は、
「昔、あたしもブログやってたことがあって・・・」
と、完全に過去形で話してました。
全くのやりっぱなしで、更新はおろか自分のブログを見ることもなくなって完全放置状態。
落としておこうかと思ったんですが、バックアップの方法がよく分からなくて
(ま、soーnet使ってる間はいいか・・・)
預けっぱなしになってました。
前回の更新がいつだったのか分からないですが、1年間訓練校に通って
まぁ、このご時世、この年でよく就職できたなと我ながら思いますが、今はありがたいことに忙しく仕事をさせていただいています。
本は?
相変わらず?読んでるの?
えぇ、相変わらずです。
今は通勤時間に読書を充てる事が多いですが、どーも集中力が足りないようで、読んでいても読み流してしまうことが多く、これは!と思うものは時間を作って家で読むようにしています。
最近読んだ本で面白かったものは・・・
『1Q84』 村上春樹
片足一本ぎりぎり土俵際で残りました。まだ試行錯誤を続けていますが、苦手だった村上春樹がちょっと近づいた気がします。
『強く風が吹いている』 三浦しをん
映画化とか。単行本でになったので購入。ファンタジーだという声もありますが、もー難しい評論とかいいじゃないですか。面白いものは面白いです。
『ラン』 森絵都
なんか今年は走る話ばかりあたります。森絵都独特の現実と非現実がうまくコラボレーションした内容。このジャンル大好き。本は面白ければいいと純粋に思います。
今はここ数年の宿題だった『カラマーゾフの兄弟』の新訳を読んでいます。おもしろいくらいに進まないw
満員の通勤電車の中じゃ駄目ですね。
そだ、もう何年もほぼ趣味で通い続けていた放送大学も無事卒業しました。
あまり知らなかったのですが、卒業率は7%とか。
一度も辞めようと思わなかったのでこの数字には私的にはちょっと驚きです。
あたし、100人で7番目に根性あるのか?(笑)
今は仕事関係の資格試験をはじめ勉強する気がまったく起きないので(就職できてモチベーション切れた?)駄目ですが、そのうち精神的なゆとりができたら大学院にも行ってみたいです。
ちょっと書きたいことが出来て、新しいブログを立てようかととも思ったのですが、過去記事読み返して、
ココには上手い具合にその瞬間に感じた記事が残っていたので幾つか足させてもらおうかなっと思い直しました。
過去記事を今読み返すと、面白いね~
遅筆なので、ものすごく時間がかかるのですが、苦労して書いてる。
でも、上手いじゃん!って思うものもあったりして(自画自賛)
こんな文章、今じゃもう出てこないだろうな・・・。
ビジネス文書ばっかりメールで書く生活だもんなぁ。
人って面白いもので、何か心動かされるものに出会えたら、カタチに残しておきたいと思うものなんです。
とゆーわけで。
次回から一つのテーマで幾つか記事をアップします。
短期間で終わってしまうかもしれませんが、残せるだけ残しておこうと思います。
誰に読んでいただくわけじゃなく、しいて言うならば未来の自分にかな。
神谷浩史・小野大輔のDearGirl ~Stories~でファンレターw [日記]
もう3月終わりじゃん!
やばい、やばい。
まだ読み返してすらいない・・・。
もう間に合わないので、しらーっと4月になってからアップしようww
お茶を濁すために、今日は児童書の内容の日記を書こうと
昨日、お風呂(だいたい文章考えるのはお風呂の中なんです)で考えてたんですけどね。
ニコ動で、「神谷浩史・小野大輔のDearGirl ~Stories~」というラジヲ番組を見つけて、
( ^∀^)ゲラゲラ笑いながら聴いてたら1日終わってしまいました。
私の最近好きな声優さん、神谷クンがドSで、小野DがドMなんですよww
やばいですね。
本気で腐ってます。
自分で正気じゃないだろって思っちゃうくらい腐ってます。
ファンレター書いちゃうかも。
本当に僕が感動するのはだね、全部読み終わったときに、それを書いた作者が親友で、電話をかけたいときにはいつでもかけられるようだったらいいのに。
と、言ったのは『ライ麦畑でつかまえて』のホールデンです。
まったくホールデンの言うとおりで、
いい作品に出会ったときにそれを演じていた役者にやっぱり電話をかけたいと自分も思います。
電話はかけられないので、その変わりにファンレターを書くことにしました。
出だしの一文思いついちゃったら、だめですね。
吐き出したくなるのが人情です(人情ってなんやねんw)
って、ことで今日は、これでお茶を濁してww
ファンレター書いてこよっと。
出すかどうかは別として・・・。
そろそろ・・・ [日記]
なんと、このブログ。
最終更新日が昨年の4月でした。
1年間冬眠してました。
そろそろ、春も近づいてきましたので再開できるといいなぁ・・・と思いつつ
(自信ないのかよっ!)
まめに更新していく自信はまったくありませんw
1年間、なにをしていたかとゆーと
別に本を読んでなかったわけではありませんでした。
例年に比べると読んだ冊数は少なかったですけどね・・。
浅田次郎の蒼穹の昴に始まって、中原の虹までの一連の作品
少年陰陽師シリーズ20冊くらい
このブログでもちょっと紹介した 精霊の守り人シリーズ それに付随して上橋菜穂子作品全部
ずっと読みたいとストックしてあった 荻原規子の作品 空色勾玉に続く勾玉シリーズ
たつみや章の ファンタジーシリーズ(なんて書いていいのか分かりませんが『月神の統べる森で 』手当たりしだいに読みました)
もちろん、既刊シリーズの新刊 彩雲国シリーズも今日からマ王シリーズもNO.6もフルメタルパニックも読みました。
NO.6とフルメタについては遅くなりましたが、これからレビューしようかと思っています。
こうやって見ると、ファンタジーと児童文学が多いなぁww
前回の直木賞 桜庭一樹さんですが、いわずと知れたライトノベル出身ですね
以前からふつーに娘の本棚にあった小説家です。
受賞されてから、『少女七竈と七人の可愛そうな大人』というのを読みました。
さっき紹介した中で、たつみや章さんは大人でも楽しめる児童書をかかれていて、イメージとして上橋菜穂子さんと似ているようなところがあるのですが、秋月こお とうペンネームでBL作家もされています。
BLだとか児童書だとか、ライトノベルズだとか文芸だとかの垣根がどんどんなくなってきているね~って本好きさんと話していました。
今年一番はまった小説家が三浦しをんだったんですが、三浦さんの作品って、ぎりぎり文芸?見方によってはBLって風味がもー大好きです。(←腐ってます)
これもそのうちレビューできるといいなぁ・・・
あんまり、自分に宿題あたえて逃げちゃうといけませんので、今回は復帰の肩慣らしってことで
これくらいにしときますww
明けましておめでとう!・・ってもう1月も半ばでした [日記]
お久しぶりです。
みなさん、いかがお過ごしでしたか?
公私ともに忙しかった3ヶ月。
無理はいけない、いけないと思いつつ自分のぎりぎりのところまで無理してましたね。
2足くらいのわらじは履きこなせる自信はあったのですが、流石にブログの更新までは手が回らず見てみぬ振りをして過ごしてました。
ちょこちょこ見てくださっていた方々(主に友達)すいません。
感想まで書いていただいたのに、お返事もしなかった方、大変失礼しました。
自分にとってはこのブログはぐるぐるした考えをまとめるのに大切な場所なので、ぼちぼちでも更新してやめるつもりはありません。
せっかちな性格なんですが、そーゆーところはわりとマイペース崩さずに長く続けるのは得意なんですよw
ちょっと余裕がでてきたので、久々に記事の更新をしていきたいと思います。
3ヶ月の間にたまっていた感想のお返事も(今更のよーに)書かせていただきます。
祝!森 絵都 直木賞受賞 [日記]
だって・・・。
森 絵都といえば、児童書の作家だ・・って意識が強かったからです。
森氏の作品をそうたくさん読んだわけではありませんが、『DIVE!』はぢつは、一度このブログに感想を書きかけました。
飛び込みが題材のスポーツもの小説です。非常に面白かったです。
が、図書館で借りていたため返却期日が来てしまい、敢え無く断念した作品です。
(自分は、手元に本がないとブログ書けないもんで・・・)
先月の新刊で文庫化されていることを知り、すぐに購入しまいした。
いつか、感想を書こうと思っています。
娘には夏休みの課題図書に『カラフル』を推薦しようと思っていました。
天使から もう一度「生きなおす」権利をもらった(当たった?)少年の話です。
子供が読んだらどういう視点になるのか、非常に興味がありました。(実験台かよっ!)
一時期から児童書の作家に興味を持ち、読み漁りました。
なぜか私が図書館から借りる本は児童書ばかりですw
(そして、後で買いなおす確立も児童書のほうが高いです)
あさのあつこ もそうですが、児童書のほうがその作家の特徴がストレートに出ています。
・・・文章が熱いンですよねw
荻原規子 畠中恵 なんかも好きですね。
自分の中で、有名ではないけどお気に入りの作家。
それって、なんか自慢したいような、秘密にしたいような・・・。
ブログネタ向きではないんですが、『DIVE!(森絵都著)』と『しゃばけ(畠中恵著)』は、
「きっと、ぜんぜんカウンターあがらないんだせ、知らないもんな~みんな。でも自分はその「よさ」に気が付いてるぜ!」
みたいな、「悦入り作品」だったんですが・・・。
直木賞っすか。
はぁ~。
『西の善き魔女』がアニメ化されたときも、(やられた!)って思ったんですが、
それ以上ですね。
なんにせよ、お気に入りの作家が大きな賞を受賞するのはうれしいことです。
おめでとうございます。
ですね。
森氏の文芸書は、もちろん受賞作も読んだことがない森絵都ファンですが、なるべく早いこと、一度感想書かせていただきます。・・・たぶん。
↑また首絞めてるし。
蛇足:いつになったら・・・恩田氏は直木賞を受賞するんですかね?ww
ちょっとコーヒーブレイク?絵巻について -『よみがえる源氏物語絵巻』 [日記]
平安貴族のお姫様が愛した絵巻物。
美しい挿絵と物語が綴られた、さながら豪華な絵本というイメージがありました。
姫君のつれづれな手慰みになったんだろうな・・・と。
昨年の春ごろから絵巻に触れる機会があり、認識を変えました。
一番惹かれたのは、巻いては広げる干渉方法でした。
巻物になってるんですから、部屋の端からだーーーーーっと広げて見るんじゃないことくらい分かってたはずなんですけど。改めて驚いたというか、感動したというか。
30cm程度に広げた画面から、巻いて→広げて→巻いて→広げて・・・という動作を繰り返して鑑賞することで右から左へと場面が展開し、時間の経過や空間の移動などを表現できるということなのでした。
へぇ~~
それって、アニメと一緒やん!
これかぁ、日本アニメーションの原点はっ!!
と、無性に感動したんですよ。(相変わらず変なヤツです、はい。)
美術史に詳しいわけではありませんが、こんな鑑賞方法をとったのはきっと日本だけですよね。
中国にも巻物はありましたが、あちらはパノラマ的に使ったとか。
絵と文章である詞書(ことばがき)が交互に貼り付けられていたのが、そのうち時代が下ると画中詞(がちゅうし)といって、絵画のなかに科白が入るようになります。
これって、コミックやん!!www
今まで映像化はコミックからアニメという流れだとばかり思っていたのですが、源流をたどるとなんとアニメからコミックだったんですね。
へぇ~
っと、この時点ですっかり絵巻物に魅了されてました。
今年の初めに、NHKスペシャル「よみがえる源氏物語絵巻」という番組を見ました。
国宝源氏物語絵巻は、現存する最古の絵巻です。
詞書に使用されている料紙(紙)の質といい、描かれた絵画の美麗さといい、一姫君が手慰みで所有していたとは思えません。数人の絵師・数人の能書家が作成してることからも、かなり大きなプロジェクトだったんでしょうね・・。半端じゃないお金がかかっているので帝クラス(?)のパトロンがついていたんだろうなぁ・・と想像しました。
七十図から百図程度あったと思われる絵も、現在徳川美術館と五島美術館に残る十九図(若菜の発見で二十図ともいわれていますが)以外は散逸してしまっています。
・・・ウンチクりだすと止まらなくなってくる orz
で、十九図全てを復元模写するプロジェクトを記録した番組が「よみがえる源氏物語絵巻」でした。
化学分析を元に、剥落で失われてしまった色彩を解析し肉眼では見えなかった文様を表す。
画家はそれぞれに遠い平安の絵師の心に近づこうと筆を走らせ・・・
復元された絵は
「をぉおお~~」
これが、描かれた当時の色彩なのかと感嘆する鮮やかさ。
現代の私たちは900年の時を経た歴史の重みを感じる「本物」と当時の人々が目にしたであろう復元を一緒に見ることができる。
「とても幸せなことですね」
と笑う徳川美術館館長に、思わず えぇほんとに と返事を返してしまいした。
復元された全図が載っている本も出版されています。
でもって、春の一日。友人と京都へ遊びに出かけた私は構内の大きなポスターの前で釘付けになります。
京都国立博物館で開催される「大絵巻展」
くるわ、くるわ。有名どころ全てを網羅したような、正に「大絵巻」です。
教科書で一度は見たことがある「鳥獣戯画」・国宝でもある「信貴山縁起絵巻」・「紫式部日記絵巻」に「一遍聖絵」。そして「国宝源氏物語絵巻」
こりゃ、行くしかないだろ!
GWを利用して再び京都へと赴いたのですが、博物館の中で並んだのも、展示物の前で
「立ち止まらないでお進みください。」(つーか立ち止まって見ずになにが見られる?)と言われたのも初めてと言う混雑ぶり。
係員が「最後尾はこちらでーす」と叫んでいる館内。
話をするのもはばかれるようなしーんとした空気の美術館や博物館イメージの強い自分には、
「ここはナンですか?ディズニーランドですかぁ?ユニバーサルスタジオですか?アトラクションはどこですかぁ?」
って感じでしたw
もともと縁起ものの荒唐無稽なお話の絵巻や、マンガチックな画中詞の絵巻が好きな自分は、「国宝源氏物語」や「鳥獣戯画」意外にも堪能するほど絵巻が見られて大満足でした。
ここで私の絵巻ワールドも終わるのかと思っていましたが、第3波がやってきました。
先週聴講した絵巻と物語の講義です。
源氏物語と源氏物語絵巻の詞書を検証するという作業を行いました。
すると、どうでしょう。
今までスタティックだとばかり思っていた1枚の絵の中に、時間の経過や物語の進行を見出すことができました。
絵のなかで、視点が動くように描かれているのです。
ゆるゆると巻物を広げるとまず飛び込んでくる貴公子の姿。
その公達の視線を追うと、件の姫君達の声が聞こえる。
碁での賭けの対象となる坪庭の桜。
咲き誇る桜と地面を埋める花びらがの先には、想い人である姫がお召しになる桜襲の細長。
御簾からわずかに覗いたその指先に少将は釘付けになるのでした。(竹河二)
・・・っと。
やっぱり、巻物ならではなんだと思います。
絵師は、絵が右からゆっくりと開かれていくことを十分意識して構図しています。
1枚で完結される絵画にはない、物語の流れや人物の心理描写。時間や空間の移動など。
よくぞ巻いて使ってくれた!!って感じなんですよw
京都の展覧会は残念ながら終わってしまいました。
もう一度ゆっくり見に行きたかったな・・・。
4.5年に一度五島美術館と徳川美術館交代で「国宝源氏物語絵巻」全図を公開します。
和歌山の道成寺では寺の縁起を「道成寺縁起絵巻(複製)」を使って絵とき説法を聞かせてもらえます。
普段目にする機会のないものですが、動画の原点(日本のアニメーションの原点だと考えてます)を味わってみられてはいかがでしょうか?
(はぁ・・・さんざんウンチクってすっきりしたw)
(参考)
よみがえる源氏物語絵巻(徳川美術館)注:展覧会は終了しています
徳川美術館
五島美術館
京都国立博物館(大絵巻展は終了しています)
道成寺
オリンピックも終わりました [日記]
わくわくしながら見てたオリンピックですが、終わってしまいました。
とりあえず、明け方の試合(録画してるのに)朝起きてテレビつけた一発目のニュースで結果だけ流すのはヤメテくれぇ~。
そのまま、見ないで削除した番組の多かったこと・・・orz
オリンピック見てないヤン。自分。
リアルタイムで見たのは、スキージャンプとフィギアスケートだけ。
あぁ、モーグルの予選も見てたな。
コンバインドは、ひとつも見なかった。録画も見ずに消しちゃいました。
歳か・・・歳だな。
さて、オリンピックを見て私的感想です。
モーグルで惜しくもメダルを逃した上村愛子ちゃん。
本戦で見せた第2エアーのコーク720は凄かった。
モーグルはほんとに年に数えるほどしか見ないのですが、愛子ちゃんは、エアー大好きなんですね。長野で騒がれていた時に言っていたのを思い出しました。
モーグルという競技は確かにエアーが華やかに見られがちですが、ターン点やタイムも大きな比重があります。
ところが、どっこい。愛子ちゃんが世界と戦う為に選んだのは大好きなエアーの技を磨くことでした。
3Dが解禁になるやいなや、まっすぐ3Dに進んだ愛子ちゃん。
女子では誰もやらない(できない)大技をオリンピックで見事に決めた彼女は、自分の好きな道を、自分で決めて進んだ。
小細工もなーんもなし。
これが、上村愛子ですっ!と第2エアーを飛んだ彼女がメダルをとった選手より輝いて見えました。
スキージャンプは予想通りでした。
選手も監督も口をそろえて言っていたとおり、「これが現在の日本チームの実力」 なんでしょう。
折角代表に選出されて、予選失格になった原田選手。
代表選手の重みを感じて欲しかったですね。僅差で代表漏れしたチームメイトもいたはず。その人たちの想いも背負っているのがオリンピックです。
さて、最大の注目だったフィギュアスケート。
やりましたね。荒川選手。
始まる前から何かと話題になった浅田真央ちゃん。
ここ2大会見ていると長野のタラ・リピンスキー、ソルトレイクシティのサラ・ヒューズともに15.6歳でぽろっと金メダルをとってさっさとプロに行ってしまったことを考えると、オリンピックに出ないでいいんじゃないかな~と思ってました。
グランプリファイナルの時はねw
でも、いざSPが始まると、
(あぁ、ここに真央ちゃんがいないのはやっぱりおかしい・・・・)と感じましたねw
出てないんですけど・・・
見ながら、彼女の存在を濃く感じたオリンピックでした。
後4年。
あの天才少女はいったいどんな選手になるんでしょうか?
久しぶりに、その軌跡をリアルタイムで追ってみたい選手です。
違う意味で気になったのが、安藤美姫選手。
FPでの初盤に4回転が失敗すると、ガタガタと崩れ出し後半は糸が切れたようにスケーティングまでがチグハグ。
落ちていくスピードにみっともなく上半身を折り曲げるようにして滑るミキティと、惨敗に終わった試合後にやたら明るいコメントを残した彼女。
はぁ・・・・。
反感買うだろうな・・・。
たぶん。ミキティにとって絶不調で迎えたオリンピック。
叩かれるだけ叩かれて。
これで、真央ちゃんが男子でもお目にかかれない4回転ルッズやフリップをいとも簡単に決められたらどんな気分になるんでしょう。
今まで注目され、期待されていた分揺り返しを受けることになるでしょう。前進し続けるのか?それとも尻尾を巻いて逃げ出すのか?伸るか反るかになる安藤美姫。
グランプリファイナル以降、一躍時代の寵児となった浅田真央。いやがうえにも今後注目にさらされ、いつまであの天真爛漫な演技を崩さずにいられるのか。
まったく反対の視線にさらされる二人の世界選手権はもうまもなく開催されます。
すっごい楽しみなんですよねww(←性格悪い)