丕緒の鳥 十二国記 (yomyom vol.6)より -小野不由美 [小説]
小説なのか、雑誌なのか考えることしばし・・・
って、このネタはもういいですねww
すいません、調子にのりました。
新潮から発刊されている(たぶん)季刊誌 yomyom に小野主上の短編が載ってます。
十二国記の名を冠した短編なので、十二国記ファンはちょっと騒然としています。
なに?主上、とうとう書く気になってくれたのかっ!!!
思えば、角の折れた麒麟と腕を切り落とされた将軍が夜明けにこっそりと旅立っていったきり
なんの音沙汰もなく。
待っても、待っても続きを書いてくれない作者に
後は、自分たちで想像(創造)するしかなくて、いろんな二次サイトやら同人やらめぐってる間に
一部では死んじゃったんじゃねーの?と噂されている戴王がどっかに監禁されている話を読んだ気がするのは
幻だったのか、現実だったのか分からなくなってる次第ですw
その重い腰をちょっとだけ主上があげたってもんで、われわれ草民は叩頭して待ってたんです。
ちなみに、yomyom の存在を出遅れて知った私は、何軒の本屋で
「売り切れです」
といわれたでしょーか?w
2月末の発売ですが、すでに品薄です。
お求めの方は早くしたほうがいいと思います。
(アマゾンは既に品切れ・・・orz)
さてさて。
読みました。
どこまでレビューしていいですか?
正直、これが単行本になる日は来ない気がします。
戴国の話の決着がついて、空きページの最後に詰められて?
・・・・ないな。ww
でも、さすがにネタバレはまずいので
内容には触れずさらっといってみたいと思います。
その山は天地を貫く一本の柱だった。
限りなく直角に近い角度で聳える峰は、穂先を上に立てた筆のよう、その筆がぎっしりと束ねられて巨大な山塊を形作る。
(中略)
-世界東国、慶国の首都となる堯天である。
(新潮 yomyom vol.6 丕緒の鳥より抜粋)
のっけから、醸しだしてますね~
十二国の世界に戻ってきたんだなぁと感じる書き出しです。
お話は、慶国の下級官。 祝の席で執り行われる射儀という儀式に使う作り物の鳥、陶鵲(とうけい)を作る羅氏の丕緒(ひしょ)という人が主人公です。
相変わらず、漢字むずかしっ。
どれが名前か役職名がわっかんないですね。
丕緒は仙籍にはいってますから、陽子から数えて4代前の王の時代から羅氏として仕えています。
彼の目を通して、陽子が登極するまでの慶国の様子が語られます。
時間軸的には、月の影影の海の後、新王陽子の登極を知らされてから、回想をはさんで、射儀を執り行うまでの間です。
も、内容はこの辺にしときますね。
内容には触れないようにっと。
久しぶりに触れた十二国。
あ、へぇ・・・なんで下級官吏なんかとりあげたんだろ?
っていうのが第一印象でした。
十二国といえば、王と麒麟、そして出てきても高官までで、それが十二もあるんだからそれで世界観が完結されていてもなんら不思議な感じはしなかったんですよね。
国と麒麟にまつわる奉山。
国が荒れるとでてくる妖魔。
そんな不思議ワールドが最大の魅力なわけですから、
あえて、人間くさい部分。
例えば、庶民の生活だとか、下級官吏に目を向ける必要を感じなかったんです。
とたんに泥くさくなっちゃうでしょ?
比べるとダメかもしれないけど、彩雲国物語を読んだ時の第一印象が
(あ、この作者、絶対十二国好きだ)
だったんです。
この人(雪乃先生)は描かれるこのとない十二国の世界に生きている市井の人たちや、王のまわりにいる官吏に興味や関心があったんだろうなぁ・・・。
荒れてる国からはじまりますしね。
いいとこに目つけたなぁって思いましたよ。
そこを膨らませていくことで、どんどんいい味が出てきたと思うんですよ。
この泥くさい部分はま、彩雲国に任せて(?)小野主上は高御座から傲然と眺めててもよかったんですけどね。
なんか、降りてきちゃいました。
読みながら、どっかで神経を尖らせながら探っていたのは
(主上、書く気になったのか?)
ってことでした。
なんで、今。短編なんだろう??
ピリピリにアンテナはって読んだんですけど、
読み終わっても、わっかんないです。
書いてくれるンですかね?
気まぐれに一作書いたにしては、何故に十二国?だし
(単に、ファンや編集からの強い要望に流されただけだったりして)
反対に、十二国を全くもう書く気がないなら、短編であったとしても書くべきではないと思います。
よーは。
書けるなら、さっさと書け!
もう書けないなら、ちみっとも書くなよぉ!!
↑これって、十二国を読み終えた6年前となんら変わってないんですw
ホント、そろそろ。
書いてくれないかなぁ・・・
yomyom を読まれたファンのみなさん。
ここで、初めて6年半ぶりの短編がでた知ったファンのみなさん。
主上は書く気になってくれたんですかね??
どう思いますか?
って、このネタはもういいですねww
すいません、調子にのりました。
新潮から発刊されている(たぶん)季刊誌 yomyom に小野主上の短編が載ってます。
十二国記の名を冠した短編なので、十二国記ファンはちょっと騒然としています。
なに?主上、とうとう書く気になってくれたのかっ!!!
思えば、角の折れた麒麟と腕を切り落とされた将軍が夜明けにこっそりと旅立っていったきり
なんの音沙汰もなく。
待っても、待っても続きを書いてくれない作者に
後は、自分たちで想像(創造)するしかなくて、いろんな二次サイトやら同人やらめぐってる間に
一部では死んじゃったんじゃねーの?と噂されている戴王がどっかに監禁されている話を読んだ気がするのは
幻だったのか、現実だったのか分からなくなってる次第ですw
その重い腰をちょっとだけ主上があげたってもんで、われわれ草民は叩頭して待ってたんです。
ちなみに、yomyom の存在を出遅れて知った私は、何軒の本屋で
「売り切れです」
といわれたでしょーか?w
2月末の発売ですが、すでに品薄です。
お求めの方は早くしたほうがいいと思います。
(アマゾンは既に品切れ・・・orz)
yom yom (ヨムヨム) 2008年 03月号 [雑誌]
- 作者:
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2008/02/27
- メディア: 雑誌
さてさて。
読みました。
どこまでレビューしていいですか?
正直、これが単行本になる日は来ない気がします。
戴国の話の決着がついて、空きページの最後に詰められて?
・・・・ないな。ww
でも、さすがにネタバレはまずいので
内容には触れずさらっといってみたいと思います。
その山は天地を貫く一本の柱だった。
限りなく直角に近い角度で聳える峰は、穂先を上に立てた筆のよう、その筆がぎっしりと束ねられて巨大な山塊を形作る。
(中略)
-世界東国、慶国の首都となる堯天である。
(新潮 yomyom vol.6 丕緒の鳥より抜粋)
のっけから、醸しだしてますね~
十二国の世界に戻ってきたんだなぁと感じる書き出しです。
お話は、慶国の下級官。 祝の席で執り行われる射儀という儀式に使う作り物の鳥、陶鵲(とうけい)を作る羅氏の丕緒(ひしょ)という人が主人公です。
相変わらず、漢字むずかしっ。
どれが名前か役職名がわっかんないですね。
丕緒は仙籍にはいってますから、陽子から数えて4代前の王の時代から羅氏として仕えています。
彼の目を通して、陽子が登極するまでの慶国の様子が語られます。
時間軸的には、月の影影の海の後、新王陽子の登極を知らされてから、回想をはさんで、射儀を執り行うまでの間です。
も、内容はこの辺にしときますね。
内容には触れないようにっと。
久しぶりに触れた十二国。
あ、へぇ・・・なんで下級官吏なんかとりあげたんだろ?
っていうのが第一印象でした。
十二国といえば、王と麒麟、そして出てきても高官までで、それが十二もあるんだからそれで世界観が完結されていてもなんら不思議な感じはしなかったんですよね。
国と麒麟にまつわる奉山。
国が荒れるとでてくる妖魔。
そんな不思議ワールドが最大の魅力なわけですから、
あえて、人間くさい部分。
例えば、庶民の生活だとか、下級官吏に目を向ける必要を感じなかったんです。
とたんに泥くさくなっちゃうでしょ?
比べるとダメかもしれないけど、彩雲国物語を読んだ時の第一印象が
(あ、この作者、絶対十二国好きだ)
だったんです。
この人(雪乃先生)は描かれるこのとない十二国の世界に生きている市井の人たちや、王のまわりにいる官吏に興味や関心があったんだろうなぁ・・・。
荒れてる国からはじまりますしね。
いいとこに目つけたなぁって思いましたよ。
そこを膨らませていくことで、どんどんいい味が出てきたと思うんですよ。
この泥くさい部分はま、彩雲国に任せて(?)小野主上は高御座から傲然と眺めててもよかったんですけどね。
なんか、降りてきちゃいました。
読みながら、どっかで神経を尖らせながら探っていたのは
(主上、書く気になったのか?)
ってことでした。
なんで、今。短編なんだろう??
ピリピリにアンテナはって読んだんですけど、
読み終わっても、わっかんないです。
書いてくれるンですかね?
気まぐれに一作書いたにしては、何故に十二国?だし
(単に、ファンや編集からの強い要望に流されただけだったりして)
反対に、十二国を全くもう書く気がないなら、短編であったとしても書くべきではないと思います。
よーは。
書けるなら、さっさと書け!
もう書けないなら、ちみっとも書くなよぉ!!
↑これって、十二国を読み終えた6年前となんら変わってないんですw
ホント、そろそろ。
書いてくれないかなぁ・・・
yomyom を読まれたファンのみなさん。
ここで、初めて6年半ぶりの短編がでた知ったファンのみなさん。
主上は書く気になってくれたんですかね??
どう思いますか?
昨晩、この記事をサラっと読んだだけなので、
記憶から雑誌の名前が思いっきり欠落してまして・・・
今日、会社を早く上がれた帰り道、本屋へフラフラ立ち寄って、
思わず手にした一冊の雑誌。
『週刊 東洋経済』
(特集ネタ:企業価値を見抜く方法 電卓一つであなたもアナリスト!)
はい。 全然違いました。 - -;
ま・・、これも暇潰しにはなるでしょう・・・ orz
by remora (2008-03-10 21:49)
週刊 東洋経済
週間でも
東洋でも
経済でもありません。
あまつさえ、yomyom 漢字ですらありませんがなw
電卓ひとつでアナリストかぁ・・・・
そりゃ、ちょっと奮発して高機能の電卓買うかなっ!
結構遠い本屋さんから攻めたんですが、発見したのは家から一番近い本屋でしたw
ショッキングピンクの背表紙(平積されていることはありません。棚を探しましょう。)を見つけたときは、お店の真ん中でガッツポーズしてしまいました。
やれやれ。
小野不由美に目を奪われがちですが、
あさのあつこ 恩田陸 畠中恵 上橋菜穂子 荻原規子 三浦しをん
とそうそうたるメンバーが書いてます。
まだ、全部読んでないですけどねw
by にーに (2008-03-11 14:07)
ぜんっぜん関係ないんですが、↑のアマゾンリンク元にいくと、再販してましたね。
で。
ふと気になったのが、これを買った人はこんな本も買ってます コーナー
(あれ、餌まかれてついひっかかっちゃうんですよね)
『すぎる17の春』
へぇ~コミック化してんだぁ・・・。
そして、漫画担当は 黒祠の島に引き続き、山本小鉄子さん。
あたしの好きな(BL作品を多く手がける)漫画家さんか・・。
ここ(アマゾン)でまた釣られて買いですか・・・orz
by にーに (2008-03-14 22:54)
漬物石に成り果てていた yom yom の存在をふと思い出し、
重い腰を上げてようやく読んでみました。
もしかすると、これが十二国記の最後の作になるやも、と
一抹の不安を抱きつつ・・・。
途中、丕緒の回想が悶々と語られ、それが
射儀の場景に昇華し、そしてクライマックスへ♪
読み終えて寒ボロ立った腕をさすり、大きな溜息つきました。
この興奮はやはり、十二国記ですねw
ただ・・・。
陶鵲作りに対する丕緒の葛藤に、
主上自身の執筆に対する思いを重ねてないかしら、と
危惧してしまったのは、妄想(暴走)し過ぎでしょうか? - -;
「もっと小規模でいいから、私と-あなただけで」
アニメ化してくれなくていいから、文庫本を片手に寝転んで・・・
もっと十二国の世界に浸りたい T T (切望)
「・・・お望みとあれば、いつなりと」
丕緒の最後の言葉に、一縷の望みを託します。
by remora (2008-09-14 19:20)
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